最高の効率で時間を使い、1日を48時間に!
1日24時間は誰しも平等に与えられる時間だと思いますが、1日がもっと長くなれば色んなことができるようになるのになー、と思ったことはありませんか?
そんな時間について、1日を最高2倍にまで引き延ばす、最高に効率的な時間の使い方がまとめられた一冊が、今回紹介する「神・時間術」です。
勿論、物理的に1日が48時間になるような、そんな魔法のようなことは起こせませんが、時間によって何の作業をするか、各時間帯で最適な作業内容や、集中力を持続させる方法などが紹介されています。
それでは、簡単な内容を紹介いたします。
「集中力」を中心に時間の使い方を考える
本書は集中力を強化する方法や、持続させる方法を中心に紹介しているわけではありません。
脳科学の見地から、人の集中力の波や、集中力が高まる時間帯を分析し、そこに充てるべき最適な仕事、作業を紹介しています。
その中の一つとして、起床後の2~3時間の「脳のゴールデンタイム」を積極的に活用をするべきだとしてします。
人は睡眠を取ることで脳の中の情報が整理され、綺麗に整頓された状態になります。
そのため、起床後数時間は余計な情報が入らず集中しやすい状態となっているため、ここに集中力を必要とする仕事を充てると高い成果を挙げられるとしています。
逆に、メールの返信や資料に目を通す等は集中力をあまり必要としない仕事のため、集中する仕事が一息ついた休憩の時に行うべきだとしています。
勉強も朝にすると効果があるというのは上記の理由です。
著者の方も、自分の成果物の進捗状況を比較し、朝の30分は夜の2時間分に匹敵する、と仰られていました。
是非とも、脳のゴールデンタイムは有効に活用したいですね。
午後に向けて、集中力を回復させる超簡単な方法
脳のゴールデンタイムが過ぎてしまうと集中力は衰える一方なのか。
実はそんなことはなく、簡単に集中力を回復させる方法があります。
その方法は以下の2つ。
①30分以内の昼寝を行う
②有酸素運動を行う。
以上2点を行うと、集中力が回復し効率良く仕事を進めることができます。
まず、①の昼寝についてですが、アメリカのNASAの研究から
「26分の仮眠によって仕事効率が34%、注意力が54%上がる」そうです。
ただし、30分以上の昼寝は徐々に効果が薄くなり、1時間以上になると脳のパフォーマンスにも、健康的にも悪影響を及ぼすため、注意が必要です。
そして、②の運動についてですが、軽い運動をすることにより集中力が回復するという多くの研究結果があります。
会社勤めの人は、日中ジムに行くわけにもいかないですが、エレベーターを使わずに階段を使ってフロアを移動する、という1分程度の運動でも十分効果があります。
午後の時間帯は、なるべく階段を使って移動することで体を動かすようにすると、集中力の回復が期待できますね。
簡単なことを意識するだけで集中力が回復するので、積極的に取り入れていきたいですね。
終わりに
他にも、ランチタイムや睡眠に関して集中力を高める方法など、本当に多くのメソッドがまとめられており、紹介しきれません(笑)
本書を読んで、これだけの有益な情報がこの一冊で学べることを考えると、絶対に読んでおきたい本だと思います。
本書に書かれていることを少しずつでも実践していけば、いずれ他者との絶対的な差を作れるでしょう。
もし興味がありましたら、下記リンクから是非購入してみてください。
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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