ビル・ゲイツも選んだ、瞑想がすぐ分かる入門書
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毎日たった10分間の瞑想で、日常の生活を劇的に変えることができる。
その方法も、心を無にするといった困難なものではなく、ただ意識を向けるだけの簡単なものです。
すぐにでも日常に取り入れることができる瞑想の方法を分かりやすく紹介しており、我々が瞑想に対して誤解しがちなことも説明しています。
私も実際に毎朝10分の瞑想を取り入れていますが、たった数日でも心の安定といった意味では変わっている実感があります。
そんな瞑想に関する誤解や方法について、本書で書かれている内容を簡単に紹介いたします。
瞑想に対する大きな誤解
そうは言っても、瞑想ってすごく難しそう。きっとそう思われる方も多いかと思います。
瞑想に対するイメージとして、
①滝に打たれて寒いながらもお経を唱えながら耐える
②お寺の静かな場所で姿勢を正して禅を組み、眠ったりすると怒られる
③何も考えることなく、無の境地に達する
なんて風に考えている方も多いかと思います。
実際私もそんな風に考えておりました。
ですが、これらは全て誤解であり、瞑想はもっと簡単に取り入れることができます。
わざわざ由緒正しく歴史あるお寺にいって、修行僧のような厳しい生活をする必要はありません。
ただ椅子に座り、目を瞑り、自分の思考や呼吸に意識を向けるだけ。
たったこれだけで、大きな効果をもたらすのが瞑想です。
瞑想のやり方。行ったり来たりする思考を眺めるだけ
実際に本書で紹介されている方法は以下。
①背筋を伸ばして楽に座れる場所を見つける。
②タイマーを10分間にセットする。
③5回深呼吸して、軽く目を閉じる。
④体が椅子や床に触れている感覚に集中する。
⑤体のリラックスしている部分、こわばっている部分を感じる
⑥呼吸を数える。吸った時に1、吐いた時に2、という具合に10まで数える。これを時間まで繰り返す。
⑦一切の集中をやめ、20秒ほど心を自由にする。
以上です。
どうでしょうか、すごく簡単じゃないですか?
でも、これは実際にやってみると意外と上手くいかないことが多いのです。
何故なら、様々な考え、感情、思いが頭に湧いてきて、呼吸の数を数えることも難しくなるからです。
大事なのは、そんな雑念を取り除こうとするのではなく、行ったり来たりする思考を眺めている状態にすることなんです。
心を無にする必要もありませんし、そっちの方が凄まじく難しいです。
ただ思考を傍観している状態に戻すだけ。これだけです。
瞑想のすさまじい効果はたくさんある!
海外では、瞑想に関する研究が盛んに行われており、一部その研究内容を紹介すると、
①幸福感に関する脳の部位を活性化させる(ウィスコンシン大学の神経科学者チームの研究)
②8週間の瞑想で90%の被験者がうつや不安の状態を大幅に改善(マサチューセッツ大学医学部の研究)
③認知力や注意力の衰えを防ぐ(米エモリー大学の研究)
といったものがあります。他にも多くの研究結果があり、ここには書ききれません(笑)
毎日たった10分の瞑想が、ここまでの効果をもたらすということには本当に驚きました。
インドに行ったり、お寺で本格的な修行をする必要もないわけですし、簡単に日常生活に取り入れることができるのも大きいですね。
終わりに
ちょっと瞑想をやってみたいな、と興味を持った人もいるでしょうか。
本書の特徴は、特に小難しいことは書いてありませんので、瞑想の導入本としては最高です。
というか、本格的な瞑想の本を買わなくても、この一冊だけを持っていればいいと思います(笑)
是非皆さんも日常生活に瞑想を取り入れてみてはいかがでしょう?
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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