以前のブログで、ビジネス書籍等の読んだ本の内容を長期的に頭に定着させ、今後の仕事や勉強に活用する本を紹介しました。
その中でも、アウトプットを行うことが知識の定着に非常に重要であるということを紹介しました。
本書はそのアウトプット方法の一つで、紙1枚を使って本の内容を20字で要約するというもの。
読書だけでなく受講したセミナーでも活用でき、作成した紙1枚で分かりやすい簡単なプレゼンも行えてしまうというもの。
そのワーク自体も簡単で、楽しく、ちょっと頭を使う内容であるため、得た知識を活用するために超有効なのです。
では、簡単に本書の内容を紹介します。
目的の明確化、思考整理、端的な要約を行うことが重要!
本書で述べられている重要な点はこの三つです。
目的の明確化ですが、そもそも本を選ぶ時や参加するセミナーを選んだ時は、何かしらの目的があって選んでいるはずです。
それが、本がぶ厚かったり、セミナーが長かったりすると、いつの間にか目的を忘れてしまうことがあります。
なので、目的を先に紙に書いておくことで、何を得たいのかということを明確にしておきます。
これにより目的がぶれなくなり、自分に必要のない部分は意識的に切り落とすことができます。
そして、書籍やセミナーから得た情報を整理しながら取り入れていき、本質を捉えた端的な要約を行う。
こうして頭を使いながら習得することで、漫然と読み聞きをする状態から脱却し、数段階上の理解に至ることができます。
テンプレートの紙1枚をダウンロードして使える
先に紹介した、目的の明確化、思考整理、端的な要約を行う手助けをしてくれるのが、著者の方が作成した紙です。
これを使って学びを行うことで、知識を長期的に定着させることができます。
ダラダラ時間をかけないように、要点の抜き出しや要約について時間の制限が設けられているので、隙間時間でもできるようになります。
私も本書を読んでから紙1枚の読書法を行っておりますが、これまで以上に学びの質が向上したことを実感しています。
消費型の学習から投資型の学習へ
読んだ本の内容を覚えていない、セミナーの内容もあまり覚えていない。
多くの書籍が発行され、セミナーが増えていることもあって、徐々に消費型の学習が増えている、と著者は述べています。
手に取った本やセミナーは、専門家の方が時間をかけて作り上げた内容であり、せっかく時間を使って学んだことを無駄にしてしまうのは非常にもったいない!
私もこの考えに共感したので、紙1枚の読書法を活用して知識をフルに活用できるようにしています。
もしこのブログを読んだ方の中で、読んだ本の内容をあまり覚えていない、という方がいらっしゃれば、是非本書を読んで紙1枚を使う投資型の学習を取り入れてはいかがでしょうか?
終わりに
本書では紙1枚のフォーマットがダウンロードできるようになっているので、すぐに取り入れることができます。
紙1枚書いて、得た知識を仕事やお金につなげましょう!
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