効率のいい暗記法で最適な勉強法を身に付けよう

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どうも、哀歌です。

本日は、中小企業診断士の試験だけでなく、仕事や勉強だけでも活用できる効率の良い暗記術をご紹介したいと思います。

人が記憶することについて少しでも知識を持っていれば、今後の生活でも役に立つ時が来ますよ!

覚えていること。忘れてしまうこと。

ここで質問です。
①一週間前の夜に食べたご飯を覚えていますか?
②あなたの人生で初恋の人の名前は何ですか?

さて、この二つの質問ですが、一週間前の夜ご飯はなかなか思い出せない人が多いかもしれませんが、初恋の人の名前は割と思い出せる人が多いのではないでしょうか。

初恋の人の名前なんて、もう十年以上前に経験してからそれきり会っていないなんてこともありますよね。

何故遠い昔のことなのに、初恋の人の名前は覚えているのでしょうか?

記憶に留めるための二つの要素

人が何かを記憶するということは、頭が「これは重要なことだ」と判断していることになります。
さて、その二つの要素は一体何か。
それは、

①心が揺さぶられるようなことである事
②何度も思い出す事

のどちらかであることです。

これに当てはめて考えてみると、一週間前の夕食の内容はどうでしょう?
とても珍しい料理を食べた、ということでもなければ、心が揺さぶられることでもなく、何度も思い出す事でもないですよね。

さて、初恋の人はどうでしょうか?

初恋なんて心が揺さぶられる事ですし、寝ても覚めてもその人のことばかりを何度も思い出してしまいますよね。

つまり、初恋の人の名前を長い間記憶しているということには、きちんとしたメカニズムがあったというわけです。

繰り返し勉強することは、何度も思い出す事のトレーニング

さて、これを学校の試験の勉強や資格の勉強で活かすことが非常に有利になりますよね。
ですが、勉強の中で「心が揺さぶられるようなことである事」に該当することにはなかなか遭遇しないと思います。
勉強の度に新しい発見があって「勉強ってなんでこんなに楽しいんだ!!! 心が揺さぶられる!」なんて人、そうそういないと思います(笑)

なので、このメカニズムを勉強に活かすには②の「何度も思い出す事」が重要になります。

皆さんは勉強の時、何度も何度も同じ問題を解いたり、テキストを読んだり、復習を繰り返しますよね。
それが勉強だ、と教えられ、従うままにこなしてきた人は多いと思います。
ですが、上記の記憶のメカニズムを知ってから勉強を行うと、以前よりも納得した状態で勉強に取り組むことができませんか?
反復して勉強を繰り返すことは、即ち脳に「何度も思い出す事だからしっかり記憶しておけよー」という合図を送っているということです。
地味ではありますが、繰り返し勉強することで頭に知識を定着させよう、ということは理にかなったことだったんですね。

暗記カードは最強ツールだった

この記憶のメカニズムに沿って考えると、暗記カードは非常に優秀な暗記ツールだったのです。
作成するのはちょっと大変ですが、手軽に「何度も思い出す」ということをいつでも、どこでも実践できますからね。
隙間時間に活用すると、暗記を助けてくれる最強のツールになってくれますよ!

終わりに

さて、今回はちょっとした記憶のメカニズムについてご紹介しました。

嫌々やっていた勉強も、頭の構造を理解した上で行えば少しはモチベーションも上がるのではないでしょうか?

勉強、仕事に活用して、他の人との差を付けていきましょう!

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