強みも分からないまま、診断士として登録・独立しましたーー等身大の出発点

どうも、八木です。
今回の記事で100記事目となりました。
いつも読んでくださる皆様、ありがとうございます。
さて、今回の記事は自分のこれまでの経歴などをまとめ、今後の記事の方向性をまとめたものになります。
先日の2026年5月1日、中小企業診断士として正式に登録されました。
真っ先に湧いてきた感情は「やった!」ではなく、「……さて、どうしよう」でした。
試験に合格したのは、無職の状態でした。転勤を機に会社を辞め、勉強に集中し、次の職場も合わなくて辞めて、気づけば無職のまま合格していました。だから登録と同時に、自動的に「独立」という形になりました。自分で選んだというより、気づいたらそうなっていた、というのが正直なところです。
診断士として何ができるのか。どんな強みがあるのか。どんな仕事をするのか。
正直、よく分かりません。
このブログでは今後、そんな「よく分からないまま出発した診断士」のリアルな記録をまとめていきたい思います。
華やかな合格体験記でも、輝かしいキャリアの紹介でもありません。メンタルがそこまで強くない、普通の元会社員が、診断士としてやっていけるのかどうかを、包み隠さず書いていくつもりです。
同じように不安を抱えている受験生や、「自分なんかが診断士になれるんだろうか」と迷っている人に、少しでも届けばいいと思っています。
なぜ目指したのか ―― 事務職員が資格を取った理由

もともと、建設会社で事務の仕事をしていました。
現場で働く人たちが作った工事の情報や予算をシステムに入力したり、経営事項審査や入札参加資格申請を毎年こなしたりする、いわゆるバックオフィスの仕事です。
華やかさはありませんでしたが、仕事自体が嫌いだったわけではありません。
日商簿記2級や建設業経理士1級も取得し、自分なりにスキルアップも意識していました。
ただ、ある時期からじわじわと感じるようになったことがありました。「この仕事を続けていても、給料が劇的に増えることはなさそうだ」という現実です。
将来への漠然とした不安から、何か大きな武器を持ちたいと思い、中小企業診断士の勉強を始めました。
しかし、勉強を続けているさなかに、会社から転勤を命じられました。
悩んだ末に退職を選び、試験勉強に集中することにしました。
ところがその年の試験は不合格。無職という焦りもあり、別の建設会社に転職しましたが、給与計算が毎月間違われたり、求人票に書いてあった内容と実態がまったく異なっていたりと、働き続けることが難しい環境でした。結局4か月で退職しました。
また無職に戻り、今度こそと試験に集中した結果、ようやく合格することができました。
ただ、合格したときも無職のままでした。就職活動をするという選択肢もありましたが、「このまま診断士として独立してみよう」と、ある意味勢いで決めました。計画的な独立ではありません。気づいたらそうなっていた、という方が近いかもしれません。
登録後のリアル ―― 強みが分からないまま、とりあえず動いてみる

診断士として登録されたものの、正直なところ「自分にどんな強みがあるのか」がよく分かっていません。
建設業での事務経験、簿記や建設業経理士の知識、経営事項審査や入札の実務……それらが診断士としての武器になるのかどうか、まだ自信を持って言えない状態です。
とはいえ、動かなければ何も始まりません。
まず所属したのは、東京都中小企業診断士協会の城東支部です。
支部の部会にも入会し、来月からはプロコン塾も始まります。
研究会への参加はまだそこまで積極的になれていませんが、支部活動・部会・プロコン塾の三つは、今年しっかり取り組んでいこうと思っています。
仕事については、どのような形で携われるのか、まだ具体的なイメージが湧いていません。
専門分野も「これで行く」と決めたものはなく、今年一年活動していく中で、ぼんやりとでも見えてきたらいいなと思っています。
売上の目標は、今年100万円あればいいなというくらいの温度感です。
ただ、最悪ゼロでも仕方ないとも思っています。その場合は短期の派遣で生活を支えながら、診断士活動を続けるという選択肢も考えています。
それでもどうしても向いていないと感じたら、会社員に戻ることも視野に入れています。
こんなことを書くと、「診断士としての覚悟が足りない」と思われるかもしれません。でも、これが今の自分のリアルです。強がっても仕方ないので、そのまま書くことにしました。
同じように「自分なんかでやっていけるのか」と不安に思っている人がいたら、こういう出発点の診断士もいるんだよ、ということを知ってもらえれば十分です。
おわりに
このブログでは今後、中小企業診断士としての活動をリアルに発信していくつもりです。
うまくいったことだけでなく、失敗したことや迷ったことも、できる限りそのまま書いていきます。
ネット上には、優秀な診断士の方々が書いた参考になる記事がたくさんあります。
でも、「メンタルがそこまで強くない」「強みもよく分からない」「それでも何とかやっていこうとしている」——そんな等身大の診断士の記録は、あまり見当たりませんでした。だからこそ、自分がそれを書こうと思いました。
診断士を目指して勉強中の方、合格したけれど先が見えなくて不安な方、独立するかどうか迷っている方。そういった方たちに、「こんな人間でもやっているんだな」と思ってもらえたら、このブログを書く意味があると感じています。
これからどうなるかは、自分にも分かりません。でも、せっかく登録できた資格です。一年後に少しでも前に進んでいられるよう、まずは動いてみます。
それでは、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。



