二次試験、得点開示請求はもう必要なし?

中小企業診断士試験

どうも、哀歌です。

今回は、二次試験の得点開示請求が必要なくなる? ということを簡単にまとめたいと思います。

正解の訂正が発表され得点の調整が行われることになり、いよいよ正式な一次試験の結果が発表される日が近付いてきましたね。

そんな中、8月26日に発表された二次試験に関する案内の中に「筆記試験の結果発表」に関する情報がありました。

そこに記載されていたのは、今年度は二次試験の得点の通知に関することです。

どうやら毎年面倒な手続きを踏まなければならない得点開示請求を行う必要がなさそうです。

これについて、一緒に確認してみましょう。

これまでの得点開示請求の手続き方法

二次試験の結果については、後日診断協会から4段階の評価が書かれた通知書によって結果が明らかになりますが、点数に関しての記載はありません。

各事例の点数を知るためには、診断協会へ得点開示請求を行う必要があります。

得点開示請求を行うために必要なものは、

・保有個人情報開示請求申請書

・本人確認書類(運転免許所やマイナンバーカード)

・住民票の写し

・返信用封筒と切手

以上四点です。

費用にすると、住民票の写しの取得が300円、返信用封筒に必要な切手が定形郵便84円+簡易書留郵便320円になります。

これを診断協会に送付する際に簡易書留を使用するのであれば、更に費用がかかります。

加えて、開示請求を口述試験の結果発表前にやってしまうと、対応が後回しにされてしまうということもあります。

合格者、不合格者、共に早く明確な点数を合わせた結果を知りたい人にとっては、非常にヤキモキする期間がありますね

令和4年度の二次試験からは得点開示請求を行う必要がなさそう

案内の記載を実際に見ていただいた方が早いので、こちらをどうぞ。

筆記試験の不合格者は1月16日に結果を発送
筆記試験合格者は、口述試験終了後の二次試験合格発表の2月1日に発送されるようですね。

若干分かりにくい表現ではありますが、「科目ごとの得点を簡易書留郵便にて通知」と記載があるので、これまでの得点開示請求の手続きを行わずとも、診断協会側が得点の結果通知を行ってくれるようですね。

そう考えると、住民票の写しを取得したり、返信用封筒の準備等にかかる費用を診断協会側が負担してくれるということですので、今年度から受験費用が増えたことについて納得ができますね(本来の受験費用の増加の理由はこれじゃないと思いますが……)

令和3年度の受験案内の文言と比較してみると

本当に得点開示請求が必要ないのか、とこれだけだと信じられない方もいると思うので、昨年度の受験案内の文言も振り返ってみました。

「各自の総得点と科目別得点を数段階に区分した結果通知を」という記載があります。

今年度の文言とは明確に異なっておりますので、やはり今年度から得点開示請求は必要なさそうですね。

終わりに

得点開示請求は私も経験がありますが、正直面倒くさいです(笑)

その手間が省けたというのは非常に嬉しいですね。

あとは、試験に合格するのみ!

二次試験まで、もう二か月を切っておりますので、合格に向けてガンガン進んでいきましょう!

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

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