どうも、〇〇です。
今回は中小企業診断士試験でも活用した、マインドフルネスについて紹介しようと思います。
突然ですが、マインドフルネスについて皆さんは耳にしたことがありますか?
最近、様々なところで目にすることも多いかと思いますが、平たく言えば『今』に集中すること。
日常的に『今』に集中することで、集中力の向上や、精神面でのコンディションの改善、不安やストレスの軽減など数多くの効果が期待できます。
勉強中の集中力が持続しなかったり、メンタル面で不安定になりやすい人に特にオススメできます。
是非、本記事を読んで日々の生活にマインドフルネス瞑想を取り入れて、生活の質の改善を図ってみてはいかがでしょうか?
マインドフルネスのざっくり解説
マインドフルネスは、『今』という瞬間に集中し、意図的に評価することや判断すること手放すこと。そして、気づきの状態であるアウェアネスを導き出すこと、とされています。
私が取り入れた瞑想が最もポピュラーかと思いますが、瞑想以外にも日常生活でマインドフルネスを意識することはできます。
その例の一つが食事。
皆さんは食事の際に、家族とお話ししたり、テレビを見ながら行っているかもしれませんが、食事にマインドフルネスを取り入れる場合は、食べる『今』に集中すること。
誰も話さず、テレビも見ず、食材一つを噛み締めて食感を感じ、味を感じ、飲み込む時に喉を通り体内に入っていく『今』に集中するのです。
ただ、普段の日常生活の中で食事の際にマインドフルネスを取り入れることが困難だったので、別に時間を取ってマインドフルネス瞑想を行うことにしました。
実際にマインドフルネス瞑想を8週間行った人を検査したところ、脳にある海馬と前頭前野が活性化されたという科学的裏付けがアメリカの大学でも発表されておりますので、効果に関しては疑う余地はないかと思います。
関連記事: 「マインドフルネス」とは?意味や効果、瞑想のやり方を解説
マインドフルネスのやり方

実際にマインドフルネスを行ってみましょう。
代表的な方法として、呼吸を意識することによるマインドフルネス瞑想があるので、少し試してみましょう。
①椅子に座り、背筋を伸ばします。この時、浅すぎず、深すぎず、自分が気持ちよく座れるように意識します。
②瞳を閉じて、鼻からゆっくり空気を吸い込みます。鼻の奥で空気が入り込んでいる感覚を感じます。
③お腹に意識を向け、入り込んだ空気によってお腹が膨らんでいることを感じます。
④鼻から息を吐きだし、鼻の奥で温かな自分の呼吸が体の外に出ていく感覚を感じます。
⑤以上を繰り返します。5~10分など短い時間でやってみましょう。
以上が手順となりますが、ここで重要なのは空気が鼻の奥を通っていく感覚やお腹が膨らむという感覚に集中すること。
そうは言ってもなかなか難しいかと思います。何故なら、頭の中に様々な雑念が浮かんできて呼吸に集中できないからです。
こんなことできちんとマインドフルネスが行えているのか、疑問を感じてきて更に集中できなくなっていきます。
そこでオススメなのが、下記でご紹介する一冊の本です。
マインドフルネス瞑想を行うためにオススメの書籍
私がマインドフルネス瞑想の方法を説明するよりも、とにかくこれを読んでくれ!! という本があるのでご紹介します。
方法や説明を丸投げかよ!! と思われるかもしれませんが、この本と付属のCDがとにかくすごいのです!!
何度でもいいますが、付属のCDがめっっちゃくちゃ素晴らしい!!
※スマホなどでは正しくない場合があるので、商品リンクも用意しておきます。
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本にはマインドフルネス瞑想を行う方法や、姿勢、呼吸の方法などが書かれていますが、注目して欲しいのは付属のCDです。
本を読んでみて、早速実践してみても、雑念がたくさん浮かんできてしまい、本当に正しくできているのだろうか? という疑問が出てくると思います。
ですが、このCDを聞きながらマインドフルネス瞑想をやってみると、とにかく瞑想がしやすいです!
呼吸を行う時のイメージや、雑念が入ってきてもそれを消すのではなくあるがままを受け入れる、など静かに語りかけるように瞑想を手助けしてくれます。
また、10種類以上の瞑想の方法(横になった状態でマインドフルネス瞑想を行う方法)など、その人に合った瞑想方法が見つかるかと思います。
繰り返しますが、このCDは本当にすごいと思いますので、気になる方は是非購入して試してみてください!(中古ですと、あまり価格も高くないですから……)
実感したマインドフルネス瞑想の効果
今年の1月から、上記の書籍を購入して毎日5分~10分のマインドフルネス瞑想を行った大きな効果として、以下の二つがあります。
①入眠がスムーズになった
②記憶力と集中力が向上した
③試験に関する不安やストレスが軽減した
私はマインドフルネス瞑想を眠る前に行っていました。
そのため、マインドフルネス瞑想をして精神的に落ち着いた状態ですぐにベッドに入ったので、余計なことを考えずにスムーズに入眠ができるようになりました。
人間にとって、一日の約3分の1が睡眠時間であるため、睡眠の質を改善することが生活の質の改善に繋がると思っていたので、マインドフルネス瞑想によって円滑な入眠ができるようになったのはとてもよかったですね。
また、中小企業診断士の試験勉強の合間にも時々マインドフルネス瞑想を行っておりましたので、勉強の集中力や記憶力も向上しました。
特に記憶力(=思い出す力)の向上を実感した。
皆さんも生活をしていて、覚えてるはずなんだけど言葉や単語が思い出せない、ということがあると思います。
そんな時にマインドフルネス瞑想を行うと、不思議とその言葉や単語を思い出すことができるようになったのです。
マインドフルネス瞑想が脳の活性化に繋がる、というのを何度も実感できました。
中小企業診断士試験でも活用した例

1.一次試験の休憩時間
実際に中小企業診断士試験に活用した一つの例が、一次試験の試験の休憩時間です。
回答用紙に受験番号や氏名を記入した後、試験の開始までに5分くらい時間がありますよね。
そこで私はマインドフルネス瞑想を行って呼吸に集中しておりました。
狙いは、見たことがない問題が出ても焦らないようにして、記憶の中から円滑に知識を引っ張り出すことでした。
その甲斐あってか、全科目で落ち着いて問題に取り組むことができましたし、今年非常に難化した経営情報システムの問題も冷静に選択肢を絞ることができました。
2.二次試験の試験中や休憩時間
そして、マインドフルネス瞑想を取り入れた最大の理由が、二次筆記試験で精神的な安定を保つことでした。
過去の受験経験がある方は身に染みて分かるかと思いますが、二次筆記試験はメンタル面の安定も要求されます。
よくやりがちですが、試験間の休憩中に過去の事例の回答が気になったりして、次の事例で影響を引きずってしまう、なんてことをやってしまいますよね。
そういった悪影響を残さないためにも、休憩時間はトイレに行った後にファイナルペーパーを読み、回答用紙が配られ始めたらマインドフルネス瞑想を行ってメンタル面の安定を保つことに集中しておりました。
そのおかげで、過去の事例を引きずることもなく、安定して気持ちで臨み、且つ合格した後のことを想像してワクワクしていたくらいの気持ちで臨むことができました。
また、試験中にどの要素を使うべきか混乱したり、与件文に圧倒されて文字が滑っていったり、平常心を失ってそんなトラブルに見舞われることもありますよね。
そんな時に、私は試験時間の一分を捨ててマインドフルネス瞑想を行いました。
混乱した状態で問題を解くよりは、その一分を精神の安定に使った方が遥かに効果があると思います。
終わりに
このようにマインドフルネス瞑想は、生活の質の改善だけでなく、資格試験でも活用できることが多いです。
私のように、試験中にパニックに陥った経験がある方は、是非日々の生活にマインドフルネス瞑想を取り入れてみてはいかがでしょうか?
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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