どうも、哀歌です。
今回は、私が中小企業診断士の資格取得を目指した理由についてご紹介させて頂ければと思います。
今までの記事とは違い、パーソナルな内容についての記事となります。
大学卒業後から中小企業診断士を目指す今まで、簡単な自分の経歴にもまとめてみました。
自己研鑽を積んでいる社会人の方など、これから資格取得を目指す人にも参考になればと思います。
新卒というアドバンテージを捨ててしまった危機感
まず、自分の大学卒業後の話になります。
学生の頃からライトノベル作家になることが夢だったので、就職活動で唯一内定をもらったスーパーを早期退職し、フリーターを続けながらライトノベル作家を目指していました。
ですが、当然新卒で頑張る同級生達とはこの時点で圧倒的な差が生まれています。
約6年を経て作家デビューを果たすも、作家だけで生活していくのはかなり厳しいと判断し、知人の紹介で小規模企業で正社員として働き始めました。
そして自分が起こした行動は、6年の差を資格で埋めようというものでした。
独学で資格を取りまくる
そうと決まれば、あとは行動あるのみ。
仕事があまりにも暇で、自分しかオフィスにいないという状況だったので、ひたすらテキストを読み問題集を解くという、あまり褒められない行動を継続します。
ITパスポート、日商簿記2級、第一種衛生管理者、などを取得したことで自己研鑽を継続しているのが評価されたのか、ボロボロの職歴でも同じ年代の年収の中央値以上の給料をもらえる会社で、5年目の社会人生活を送っています。
自分の仕事の疑問と危機感を覚え、中小企業診断士を目指し始める
資格の勉強を経て経理の仕事に興味を持ったので、経理の募集に応募をしていました。
そしてほぼ経理未経験でありながら、建設業の会社の経理部で内定を頂いたのですが、勤務初日で別の部署に異動させられるという事態が発生します。
どうやら、元々経理部の採用ではなかったようで……。
転職活動も終えていたので渋々それを受け入れるしかありませんでした。
そんな自分の業務内容は営業と経理の橋渡しをするデータ入力が主なお仕事。
正直、誰にでもできそうな仕事だったので、今の自分のポジションに疑問と危機感を覚えます。
同時に、会社員としてお給料を上げるためには、それに見合わない就業時間と責任を負うことになるのだと上司を見ていて気付いたので、それは嫌だなー、と思い、独立できるような資格を取ろうと考えました。
その間も、建設業経理1級、FP2級、メンタルヘルスマネジメントⅡ種などを取得していましたが、士業と呼ばれる資格でなければ独立は難しそうだなと考え、行動を起こしました。
税理士か、社労士か、中小企業診断士か
自分の興味をベースに考えた結果、取得を目指す候補は税理士、社会保険労務士、中小企業診断士の三つ。
初めは合格率から考えて、中小企業診断士が一番取りやすそう、と失礼極まりない理由で勉強を始めました(笑)
あと、そもそも税理士については、日商簿記1級の取得等、取得条件を目指してませんでしたので……。
ただ、勉強を始めてから、自分がどんな仕事をしたいのだろうということが明確になり、且つ自分の経験を踏まえて、中小企業診断士のお仕事が自分のやってみたい仕事に合致していると分かり、今に至ります。
中小企業診断士としてやりたいこと
中小企業の経営を支援したい
まぁ、よく聞く理由の1つですよね(笑)
自分がこう思った瞬間は、親孝行の1つとして母と長崎に旅行に行った時です。
宿泊したホテルにて、少しサービス面で不十分だなと感じた時、
「ここをこうしたらもっと良くなるのにな……」
と、不満ではなく、無意識の内に課題と改善点を考えていたことを自覚した時でした。
この時、「自分がこう考えたってことは、経営の支えになりたいって考えてるからだったのか」と考え、あれこれ試行錯誤をしている時に楽しいと思えたことで、自分のやりたいことが明確になりました。
職場環境の悪化で辛い目に遭う人を減らしたい
もう一つは、職場の環境が原因で辞めてしまう人を減らしたいからです。
社員が退職する理由の大きな理由の一つとして、対人関係がありますよね。
自分も幾つかの会社で働きましたが、職場環境が原因で嫌な思いをしたり多大なストレスを抱えたことは多いです。
けど、自分が経験して思うのは
「ちょっとした意識の変化で、皆が気持ちよく働ける職場環境って作れそうな気がするけどなぁ」
ということです。
会社で働いていると、伝え方を変えれば部下のモチベーションが上がると思うけど、という場面を多々目にします。
ただ、きっと多くの会社員はそれについて十分な知識を持っていないだけではないかなとも思います。
そのためにも、中小企業診断士として職場の環境改善に携われる仕事ができないかな、と考えています。
正直言って、会社員として働くということで精神的に追い詰められるようなことが起きること自体、私は異常なことだと思ってます。
どうして会社の中だと、理不尽な対応や勝手な態度、言い分が組織文化として受け入れられる空気になるんでしょうね。
年齢の違いはあれど、皆は働いてお給料をもらってるだけなのに。
理想論を語っているかもしれませんが、でも働くために心を病んでいく環境なんて絶対に間違っているとしか思えないので、少しでも自分の力でそんな職場環境を変えたいんです。
終わりに
やりたいことを実現するために、現在は予備校を活用して、日々勉強に励む毎日。
あとは細かいことは語りません。頑張るのみ、ですからね。
今回は、初めて自分のパーソナルな部分を記事にしてみました。
ライトノベル作家を専業にしても食えないの? という疑問について、詳しく知りたいという声が多ければ記事にしてみようと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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