どうも、哀歌です。
先週の一次試験の正解と配点が発表され、手応えを感じられた方は二次試験の勉強に進んでいるかと思います。
そこで自分も去年疑問に思ったのが、
「過去問って大体何年分くらいやればいいんだろう?」
というものでした。
今回は二次試験の過去問についてまとめてみました。
結論:過去問は5~6年分くらいでいい(事例Ⅳ以外)
先に自分なりの結論を発表します。
過去問は5~6年分くらいこなせばいいかと思います。
勿論、時間が無限にあれば全ての過去問を解く方が良いですが、約二ヶ月後に試験があると考えるとまったく時間が足りませんので、5~6年分を集中して解く方がいいかなぁと思います。
その理由ですが、出題の内容が与件文の構成に変化があるため、過去に遡りすぎると最近のものとは傾向が異なる内容になっているからです。
試しに平成13年度の事例Ⅰの問題を見てみてください。
第4問の問題が
「文中にあるように、A社では、機能別組織を採用している。この組織構造の利点を3点、それぞれ15字以内で述べよ」
です。
まるで一次試験のような問題ですね(笑)
ここまでストレートな設問、最近ではまず見れないと思います。
さすがにここまで過去問を遡る人も珍しいと思いますが、直近10年間でも傾向の変化が感じられるので、どこまで過去に遡るかは冷静に判断してください。
事例Ⅳはできるだけ遡る
しかし、例外は事例Ⅳです。
事例Ⅳは、できるだけ遡ってみるのがいいかと思います。
これについての理由ですが、直近5~6年だけでは全ての論点を網羅できないからです。
例えばデシジョンツリーなどがそうですが、一度も解いたことがない論点をぶっつけ本番で解いてみる、というのはなかなか厳しいかと思います。
事例Ⅰ~Ⅲとは違い、各問題ごと隙間時間に解くことが可能ですので、なるべく多くの問題に触れてみることをオススメします。
過去問を解く時は必ず手書きで回答しよう
二次試験は文字数制限がある記述問題ですので、手書きも面倒だし解答用紙を印刷するのも面倒だからPCで入力すればいいか、と思われがちです。
しかし、手書きで書くことは本番を想定した勉強として非常に効果的です。
過去問を解いてみると分かりますが、この文字数制限は非常に受験生を苦しめる制約条件です。
その中でいかに適切な文字数で回答を作るか、というのは実際の経験が非常に重要になってきます。
そのため、回答する感覚を養うためにも、過去問を解く際は必ず手書きで回答を記述してみましょう。
くれぐれも腱鞘炎には注意してください(笑)
終わりに
今回は二次試験の過去問を何年分まで遡るか、についてまとめてみました。
自分も含め、限られた条件の中で二次試験合格に向けて勉強を継続していかなければなりませんので、どこかで取捨選択が必要になります。
自分にとってベストは勉強法を確立すれば、あとは勉強あるのみ!
今年度の合格に向けて、頑張りましょう!
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