どうも、哀歌です。
今回は、二次試験を実際受けた時にならないと気付かない意外な盲点を三つご紹介したいと思います。
この時期、たくさんの過去問に取り組んで自分なりに準備を整えてきたのですが、実際に試験会場へ行ってその空気に触れてみないと分からないことが非常にたくさんありました。
これを知っておくと、本番で困惑することも減ると思いますので、是非とも本記事の情報を活用していただければと思います。
1. 会場の机の広さ、狭さ
これはもはや運でしかないのですが、一次試験と同様に二次試験も机の広さが取り組みやすさに関わってくる大きな要因の一つです。
広々と問題用紙と解答用紙を広げられるようなスペースがあればベストですが、そうでない場合は窮屈さのストレスが生じるので自分のパフォーマンスにも影響が出ると思います。
しかし、こればかりは本当に運としかいいようがないですね。
今から出来るとすれば、狭い机を想定して過去問を解いてみる、ということくらいでしょうか。
ただ今年度からコロナの感染防止の観点からそれに適した試験会場を使うことによる受験料の値上げがありましたので、少しはどの受験生にも有利な環境になるのかな、とも思いますが、果たしてどうでしょう……?
2. 問題用紙は綴じられているし、マーカーが裏ににじむ
普段の勉強で皆さんが過去問を解く際に、取り組みやすくA4用紙にバラバラに印刷したり、ということをされているかたも多いかなと思います。
しかし、実際の試験では真ん中でホチキス留めされた状態です。
当たり前じゃん、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、普段バラバラに印刷して取り組んでいる方は割とこの違いに困惑するかもしれません。
そう、大きな違いは与件文を読む際にページをめくる必要があるということです。
バラバラに印刷した時は1ページ目と2ページ目の紙を並べることができたかもしれませんが、本番はそうはいきません。
今までの過去問の取り組みに慣れていたりすると、ページをめくらなければならないもどかしさを感じることがあると思うので気を付けてください。
また、与件文にマーカーを引く方は多くいらっしゃると思います。
ですがここでも注意! 使用しているマーカーによっては、紙の裏までにじんでしまい、読みにくくなることがあります。
これは実際に一次試験の冊子に、使用しているマーカーを引いてみれば、二次試験ではどうなるかを試すことができると思います。
これ、結構見にくくなることがあるので、マーカーを使用している方は十分注意してくださいね。
3. 試験会場独特の緊張感
これは言わずもがなですが、試験会場の緊張感が半端ないです。
去年受けた時の話ですが、自分が受けた時は会場内で話している人は一人もいませんでした。
休み時間や昼休憩の時間は、テキストやファイナルペーパーを読んでいる人、音楽を聴いて集中している人、時間を測ってトイレに行く人、廊下でストレッチしている人、など和気藹々という空気からは程遠い環境です。
例えばスポーツの試合など、そういった時も緊張感がありますが、中小企業診断士二次試験の緊張感は非常に独特なものでした。
そのせいか、事例Ⅱに取り組む際は与件文の文字が滑っていったことがありましたので、独特の緊張感の中で取り組む経験がないと空気に飲み込まれることがあります。
対策は……メンタルを鍛えることしかないですかね(笑)
どんな環境下でも同じパフォーマンスでできるように、日々の訓練が必要ですね。
終わりに
今回は二次試験の本番での以外な盲点についてご紹介しました。
こればかりは経験しないと分からないことがあるので、本番を迎える際は諸々心の準備をして臨みましょう。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
コメント